琉球大学中村研究室と阿嘉島周辺海域を合同調査

台風26号の合間を縫って、琉球大学理学部海洋自然学科の中村研究室と合同で、阿嘉島周辺海域におけるサンゴ礁生態系の調査を実施しました。今回の調査では、8地点において、サンゴの種類・被度、魚種・個体数、水中音(海中サウンドスケープ)、環境DNAのデータを収集しました。サンゴや魚類の目視調査とあわせて水中音や環境DNAを記録、それぞれのデータの関連性を解析し、水中音を活用してサンゴ礁の健康状態を継続的にモニタリングできるか検討していきます。
中村研究室では、沖縄本島や八重山諸島でも同様の調査を実施していますが、阿嘉島周辺は他の調査地域と比較してサンゴが良好な状態で残っているとの所見があり、改めて阿嘉島周辺海域の自然環境の豊かさが確認されました。特に魚種と個体数を記録する調査では、魚類が非常に多く、記録を担当する学生から「魚が多すぎる」との声が出るほどでありました。
今後、今回取得した各種データを中村研究室と共有・解析し、水中音とサンゴや魚類の生息状況との関係を検証していきます。阿嘉島臨海研究所としても、阿嘉島周辺のサンゴ礁を継続的に把握する新たなモニタリング手法の確立につながるよう、引き続き共同調査を進めていきます。





