セイコーインセンティブツアーでサンゴ礁学習プログラムを実施

3月11日、ブセナ海中公園において、セイコーインセンティブツアーの皆さまを対象に、サンゴ礁とサステナビリティについて学ぶプログラムを実施しました。
はじめに、ザ・テラスネイチャー財団が取り組むサンゴの増殖技術の開発、サンゴ礁のモニタリング、環境保全に関する啓発活動について紹介しました。世界の海でサンゴ礁が占める面積はごくわずかでありながら、多くの海洋生物のすみかとなり、私たちの暮らしや沿岸地域を支えていることをお伝えしました。
続いてグラスボートに乗船し、ブセナのサンゴ礁や、そこに暮らす魚などの生きものを観察しました。参加者の皆さまは、船底の観察窓から見える海中の様子を熱心に撮影しながら、サンゴの形や分布、生きもの同士のつながりを確かめていました。
船上ではプランクトンを採取し、室内に戻った後、顕微鏡を使って観察しました。肉眼では見えにくいカイアシ類などの小さな生きものをモニターに映し、それぞれの形や動きを確認しました。海の生きものの多くが、成長の過程でプランクトンとして海中を漂う時期を持つことや、プランクトンの変化を調べることが海の環境を知る手掛かりになることも紹介しました。
最後のワークショップでは、「50年後の世代に何を残したいか」をテーマに、地域の自然や文化、風景、暮らしの知恵などについてグループで話し合いました。残したいものが将来失われる可能性と、それを守るために今日から始められる小さな一歩を考え、参加者同士で共有しました。
今回のプログラムが、沖縄の海の豊かさを楽しむだけでなく、自然環境と私たちの暮らしとのつながりや、次の世代に大切なものを引き継ぐための行動について考える機会となれば幸いです。


