高校生を対象としたサンゴ学習会を開催

12月13日、ブセナ海中公園において、高校生を対象としたサンゴ学習会を開催しました。
参加した皆さんは、午前中にNPO法人おきなわグリーンネットワークが主導するベチパーの植栽活動に取り組みました。ベチパーには、農地から流れ出る赤土を抑え、畑の土や川、そして海のサンゴ礁を守る役割があります。
午後の学習会では、「あなたが守ったサンゴの話」をテーマに、午前中の活動とサンゴ礁とのつながりを紹介しました。サンゴの標本や骨格に実際に触れながら、サンゴが動物であることや、体内の褐虫藻と助け合って生きていること、沖縄の海が多様な生きものを育む仕組みなどを、クイズを交えて学びました。
また、近年の海水温上昇によって起きているサンゴの白化についても説明し、白化したサンゴが回復するためには、高水温が長く続かないことが重要であることを伝えました。環境を守る仕事は研究者だけでなく、農業、観光、教育、行政など、さまざまな進路から関わることができます。
学習会の後はグラスボートに乗船し、サンゴの形や種類、色、生息する水深の違い、周辺の魚などを観察しました。講義で学んだことを実際の海で確かめることで、陸上での一人ひとりの行動が、川を通じて海やサンゴ礁につながっていることを実感してもらう機会となりました。
今日見た海は、これまでの人々の選択によって残されてきたものです。これからの海を次の世代へつないでいくため、当財団では今後も地域の皆さまや関係団体と連携し、サンゴ礁の保全と環境学習に取り組んでまいります。


