OISTと慶良間海域でサンゴ礁の環境DNA調査を実施
2026年7月22日から24日にかけて、阿嘉島臨海研究所は沖縄科学技術大学院大学(OIST)と共同で、慶良間海域におけるサンゴ礁の環境DNA調査を実施しました。調査には、阿嘉島臨海研究所から2名、OISTから3名の計5名が参加しました。
今回は、阿嘉島を中心とする慶良間海域の26地点で海水を採取しました。調査地点には、環境省「モニタリングサイト1000」の調査地点、2023年から継続して調査している地点、その後新たに追加した地点が含まれています。
調査期間中は海況にも恵まれ、OISTの研究者と協力しながら、各地点での採水や記録作業を順調に進めることができました。
環境DNA調査は、海水中に含まれる生物由来のDNAを手掛かりとして、そこに生息する生物の種類や分布を調べる方法です。従来の目視調査や写真記録と組み合わせることで、慶良間海域のサンゴ礁生態系の変化を、より多面的に把握できることが期待されます。
また、OISTが公開している「琉球列島サンゴ環境DNAアトラス」についても意見交換を行いました。今後、これまで阿嘉島臨海研究所が撮影してきた慶良間海域のサンゴ礁写真を提供することができれば、アトラスの情報充実にも貢献できると考えています。
阿嘉島臨海研究所では、引き続きOISTと連携し、阿嘉島を拠点とした継続的な調査を進めながら、慶良間のサンゴ礁とそこに暮らす生き物たちの変化を見守っていきます。

慶良間海域に設定した26地点の環境DNA調査地点

船上での採水および記録作業の様子

調査に参加した阿嘉島臨海研究所とOISTのメンバー
琉球列島サンゴ環境DNAアトラス
https://coral-edna-atlas.jp
